社員イメージ
Interview

建設コンサルタントの
責任を肌で感じた、
初めての現場

新卒採用

K.Y

土木設計部所属 入社2年目

入社のきっかけ

祖父が土木関係の仕事に就いていたこともあって、幼いころから土木の仕事を身近に感じてきました。高校では土木科に進学して、将来も土木関係の仕事に就きたいという漠然とした思いはありましたが、学校で学んだ仕事の内容や求人のほとんどが現場監督。それ以外の選択肢はないのだろうかと考えていたところ、中部綜合コンサルタントの求人が目に留まり、その時初めて「建設コンサルタント」という仕事を知りました。今にして思うと、その時点では建設コンサルタントの仕事を理解していたかは怪しいものですが、当社のウェブサイトで近所の公園など、身近な施設の設計を手掛けていることを知り、自分でもそういった地域に残るもの、皆に利用してもらえるものを設計してみたいと考えたのです。設計の仕事が自分に務まるのかという不安はありましたが、会社説明会で対応してくれた社員の方たちの温かい人柄に触れ、きっと頑張れると感じたことが、最後に肩を押してくれたような気がします。

現在取り組んでいる仕事

新卒で入社して、今年で2年目となります。昨年は、入社してすぐの新人研修、職場ローテーションを経て土木設計部に配属され、橋梁の補修設計や耐震設計などのプロジェクトに関わってきました。といっても、まだ一人前に業務をこなすには程遠いので、先輩の補助というかたちで必要な知識・スキルを学んでいる最中です。
橋梁の補修設計では、まず現地に行って損傷を確認し、どんな補修が必要なのかを大まかに計画して発注者に報告。大筋で承認が得られたら、改めて精確な調査を行い、損傷箇所を記録しながら工事計画や図面を作成します。その計画と見積もりを発注者に提案し、再度承認が得られたら、一連の業務をまとめた報告書とともに成果物である図面を納品する、というのが業務の流れです。今は現地で記録用の写真を撮影したり、簡単な部分の図面を書かせてもらったりしながら、徐々にできる範囲を広げています。

仕事風景

思い出に残るプロジェクト

僕が入社した昨年は、静岡県西部に大きな台風被害(河川災)がありました。そのひとつが、僕の初めての現場経験です。水衝部と呼ばれる流れの当たりが強い箇所で護岸が洗掘されてしまい、その復旧計画を上司の下で担当したのですが、これまで見たことのないような規模の災害で、仕事の責任感よりも先に自然への畏怖を感じるような現場でした。そんな動揺を押し隠すように、災害箇所を写真に撮り、距離を計測したり地図に情報を書き入れたりと、無我夢中で対応したのを覚えています。新人らしい失敗もたくさんありましたが、いわゆる「報・連・相」の大切さや、相手に伝えることを意識した報告書の書き方、業務を滞りなく進める緻密な工程管理など、この仕事の基本となる経験を短期間で学ぶことができた、思い出深い現場です。また、建設コンサルタントに求められる仕事の重みを、改めて肌で感じた現場でもありました。

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未来の仲間になる方へ

建設コンサルタントは、街そのものの未来をデザインする仕事です。この仕事に就いてまだ1年強の僕ですが、街や道路、そして橋を見るたびに、さまざまな想いが胸をよぎるようになりました。土木や建設の仕事に興味がある方の多くが現場仕事をイメージされると思いますし、実際に求人も現場職がほとんどだと思いますが、ぜひ建設コンサルタントという仕事やその魅力も知ってもらえたらと思います。その上で、中部綜合コンサルタントに興味をもっていただけたらうれしいですね。