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Interview

ものづくりの手応えを
求めて選んだ
建設コンサルタントという仕事

キャリア採用

S.Y

土木設計部所属 入社3年目

入社のきっかけ

前職では、土木工事の現場監督を務めていました。当社に転職を決めたきっかけは、「ものづくり」をもっと強く実感したかったからです。現場監督は確かに現場で工事を率いていますが、主な仕事は管理業務であり、実際に手を動かしているのは職人さんたち。ものづくりの手応えを求めて選んだ仕事でしたが、どうしても間接的に関わっているというもどかしさを拭い切れず、ついに転職を決意しました。中部綜合コンサルタントを選んだのは、設計業務なら私の求めているものづくりの実感が得られるに違いないという確信に加えて、業務分野が幅広く、さまざまな設計に携わることができそうだと感じたから。地元の企業なので、自分が手掛けた施設や設計箇所を、この目で見られるという点にも引かれました。

現在取り組んでいる仕事

現在は、橋梁等の構造物を点検、調査し、維持管理の方法を提案するグループに所属しています。橋梁は主に行政が管理していますが、5年ごとに定期点検を行うことが法律で定められており、場合によって修繕や補強の必要が生じます。国内全体に言えますが、当社の担当する県西部でも、架けられてから数十年が経過した鋼橋やコンクリート橋があまたあり、その多くが老朽化しています。その橋をあと何年使いたいか、修繕にかけられる予算はどれくらいの規模かといった発注者側のニーズをヒアリングしながら、最適と考えられる修繕や補強設計を提案します。
前職では、工事(施工)の知識に加え、工程管理や現場指揮の能力、グループ全体を俯瞰する習慣が求められましたが、この経験が今の業務に生きていると感じます。その上で、他者の仕事ぶりの影響が非常に大きかった前職と異なり、設計は自分自身の工夫や努力次第が成果品の質に直結するため、非常に大きなやりがいを感じています。

仕事風景

転職して変わったこと、良かったこと

生活面では、転勤がないことが一番大きな変化ですね。前職は全国展開している企業だったため、私が所属していた東京の事業所だけでも一都六県に現場がありました。当然、工事が完了するたびに現場が変わりますので、通勤圏内になければ引っ越しということになります。
一方、業務面では、繰り返しになりますが成果物に対して自分が手を動かす範囲が広く、大きな達成感が得られることです。当社は地元企業として、長年にわたって築いてきた信頼があります。浜松市をはじめとする発注者との普段のやり取りはもちろん、災害発生時に真っ先に声を掛けていただけるなど、さまざまな局面でその厚さを感じます。そんな先人たちの努力の結晶を大切に受け継ぎ、どんな場面でも期待に応えられる建設コンサルタントとして認められる存在になるのが、将来の目標です。

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未来の仲間になる方へ

建設コンサルタントは、他に代え難い面白い仕事だと考えています。セオリーはありますが、現場によって最適解が異なり、ひとつとして同じ設計はありません。また土木技術は日進月歩で、以前は不可能だったことがどんどんできるようになっており、常に知的好奇心を刺激される仕事です。
当社は私が担当している橋梁だけでなく、上下水道や道路など幅広い事業に強みを持っていますので、地域の暮らしを支えるインフラをその手で造りたいと考えている方にぜひ門戸をたたいてほしいですね。